鹿角茜染体験にいらした大学生が、今度は本格的な鹿角の古代染にチャレンジ

お正月明けに鹿角茜染体験にいらした大学生が、今度は本格的な鹿角の古代染にチャレンジ(☆。☆)
鹿角の紫根染と茜染を使ったドレスを製作したいという、青年の熱い思いに応えての二日がかりの古代染プレミアム体験です。
伝統の良き文化を大切に思う気持ちがこんなにも深く、物事に真摯に向き合い、行動できるこのような青年と、私はこれまでそんなに多く出会う機会がなかったように思います。
細かい温度管理や工程の一つ一つに気配りして、何度も何度もムラサキの根を搗いては使う栗山家の古代染の凄さに触れて、まさに日本の「もったいない」なのかな~と青年は話し、「自然にある力(恵み)を最大限に高めて生かす精神」と表現していました。
今回の古代染体験を通して、染めたものが美しいのはもちろん、完成に至るまでの時間や道具の一つ一つがとても貴重な営みなのだと改めて感じたそうです。
体験したことをまとめながら、大学の展示会や新たな挑戦に鹿角紫根染・茜染を生かして行きたい~と語る青年の夢が実現する日が楽しみです。