サワフタギの木に白い花がたくさん咲きました♬

サワフタギの木に白い花がたくさん咲きました♬
小さな小さな白い花です。
やがて秋になると、サワフタギはブルーの実でいっぱいになるでしょう。
庭に植わっているサワフタギが年々大きく成長し、木の周りにはサワフタギの赤ちゃんがあちこちに増えていて( ・_・;)
庭にサワフタギの林ができるんじゃないかと思うほどです。
実は、このサワフタギが鹿角の紫根染・茜染の下染にはなくてならない貴重な原料になるのです。
かつて、栗山家ではサワフタギの枝葉を燃やした灰汁汁で120回の下染を行っていました。鹿角の古代技法には欠かすことが出来ないサワフタギです。
昨年の下染を85回行った塩瀬の帯とちりめんの布は、この夏にまだ35回も頑張らなくてはなりません。
庭のサワフタギの木を使って下染ができるのは当分先になりそうです。
「飽きもせず、苦にもならず120回」と話した栗山文一郎さんの思いを大事に、この夏は健康に気をつけながら下染を頑張れたらいいな~。