平舘高校のみなさんとの紫根染学習
平舘高校のみなさんとの紫根染学習(☆。☆)
早いもので今年で10年目になります。
平舘高校生は、秋に行う小学生や地域の方々の紫根染体験で講師を務めるので、事前に鹿角紫根染・茜染工房で体験を通して紫根染を学んでくださいます。
今年度は学校で下染を行い、その後一人ひとりが思い思いの絞り模様を施し、工房で本染を体験することに!
鹿角の絞り模様をイメージして初めて縫い絞りにトライした高校生たちの個性的な模様の染め上がりです♥♥
染め上がったハンカチの色合いが随分違うことに驚いたみなさん。
その原因が下染の仕方に違いがあったようで、下染作業の大切さを確認でき、新たな課題を見つけたようでした。
染め上がりのシルクハンカチを手に、頑張りが報われた笑顔が印象的(☆。☆)
古代技法の紫根搗きを体験された先生の熱が入った姿も素敵でした(☆。☆)
平舘高校は、校章がムラサキの花と葉を図案化し、校歌にも「むらさき薫る」と歌われる紫根染学習が伝統となっている高校です。
2018年には紫根染をテーマにした発表が全国高校クラブ発表会で文部科学大臣賞を受賞したり、紫根染の取り組みが2022年東京書籍の教科書「家庭総合」に紹介されたり、輝かしい実績を残している高校です。
冬になると、なんと!八幡平市役所にはムラサキのイルミネーションが飾られるのです(☆。☆)
地域全体で伝統ある紫根染を盛り上げてくれているのは、素晴らしいですね。