「鹿角茜染伝承隊」の指導をされている能島直美先生が、鹿角茜染のコサージュを製作し卒業生にプレゼントしました

今日3月2日は、秋田県立十和田高校の卒業式。
巣立つ卒業生の胸に鹿角茜染のコサージュが彩りを添えてくれます(☆。☆)
ふるさと教育「鹿角茜染伝承隊」の指導をされている能島直美先生が、鹿角茜染のコサージュを製作し卒業生にプレゼントしました。
鹿角紫根染・茜染研究会の会員である先生は、これまで生徒たちと世界遺産の「大湯環状列石」から発掘された土器の模様を布に絞って「縄文絞り鹿角茜染ランチョンマット」を製作したり、十和田市民センターで茜染教室を実施したり、さまざまな普及活動に取り組んでこられました。
コサージュは、茜染の絹地で梅の形に作ったつまみ細工で、生徒たちが製作する計画でしたが試験等で間に合わなくなり、急きょ能島先生が40個を製作。
梅には「忍耐」の花言葉があり、十和田高校の校訓「純・剛・忍」にも通じるそう。忍耐強く頑張ってほしいと話しておられました。
今朝の秋田さきがけ新聞「ふきのとう」欄にも紹介されています。
卒業生のみなさんが地域の伝統の文化を大切に思い、未来が夢と希望に溢れた素晴らしいものであるよう願っています。
おめでとうございます。