鹿角に自生する日本あかねを染料にし、古代技法で染めた作品が完成しました

鹿角に自生する日本あかねを染料にし、古代技法で染めた作品が完成しました。
紬の布地に下染を繰り返し、4年程寝かせて絞りを施し、搗いては染め、搗いては染めの本染を12回。
早朝4時半から夕方遅くまでかかって染め上げた渾身の昨品です。
絞りは鹿角に古くから伝わる伝統の小桝絞り。忍さんの手による力作です(☆。☆)
なかなかの出来映えに思わず笑みがほころんで、ハイ、パチリ♥♥
ぎゅっとしぼりだすあかねの染液がだんだんに布地に染みこんで、ゆっくりと流れる時間の中で鮮やかな夕茜色に染まりゆく様を目にしながら、鹿角の豊かな自然の恵みに感謝いっぱいになります。
難儀な茜堀り作業を頑張ってくれた会員の方々へもたくさんのありがとうを!