ふるさとキャリア教育「鹿角プロフェッショナル講座」で模擬会社を経営する花輪中学校の生徒たち

午前から34℃を超すうだるような暑さ。
その炎天下の中で、なんと中学生が下染め作業を頑張ってくださいました。
ふるさとキャリア教育「鹿角プロフェッショナル講座」で模擬会社を経営する花輪中学校の生徒たちです。

先日、教頭先生から、模擬会社「Make tradition 」の生徒たちが紫根染・茜染をじかに学びたいと希望しているという連絡があり、昨日、教頭先生と生徒11名がいらしてくださいました。

工房が狭すぎて、腰掛け待合や外の木陰の涼やかな場所などを見つけては、熱心に下染め作業に取り組んで、大賑わいの一日でした。
初めて反物の120回の下染めにもチャレンジ!
なかなかの手際よさにびっくり♬
57回目となる下染めを終えて、黄ばんできた紬やちりめんの反物を手にした社長さんの笑顔が素敵でした(☆。☆)

中学生は、たくさんの方に紫根染・茜染を知ってもらいたい、商品開発をし鹿角の伝統工芸品を有名にして地域活性化に努めたいとはりきってました。
これまで頑張ってきた研究会の継承活動が、この子どもたちの思いとなって、次世代へと続いてくれたら素晴らしいなと思います。
お弁当持参で熱心に取り組む中学生の心意気をたのもしく嬉しく思う一日でした。

会員の方から差し入れのキュウリを冷やして、お味噌をつけ食べている中学生のなんと可愛いこと・・・お味噌を入れた小皿までぺろりときれいになめてました❤❤