「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました

「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。
関係者の長年の苦労がようやく実って大変嬉しいです。

鹿角市の特別国史跡「大湯環状列石」は、二つの大規模な環状列石を中心とする遺跡で、祭祀用の土偶なども確認され共同墓地や祭祀儀礼の場だったと考えられています。

狩猟や漁労、採集を基盤としながら定住生活を一万年以上も続けたという縄文時代に想いをはせながら、大湯ストーンサークル館で決定の瞬間の喜びを味わってきました。

大湯ストーンサークル館には、可愛らしい遺物がたくさん。
中でも「どばんくん」の愛称をもつ土版の愛くるしい表情に心がキャッチされます❤
なんと、どばんくんには数字が隠されています。
見つけられるかな~♬

口が1
目が2
右胸に3
左胸に4
真ん中に5
そして裏の背中に6。

ゆるきゃらにでもしたくなりそうなどばんくんに魅せられて、工房ののれんにどばんくんの絞りを入れています♬♬
今からもう8年前のことです。

今日は、工房に朝早くからのれんをかけて喜びの時を待っていました。
ニューヨークからの会員さんをはじめ、遠くから足を運んでくださったたくさんのお客様に何度、可愛らしいね~と声をかけてもらったことか・・・
どばんくん、今日は格別に嬉しそうです❤❤❤

一万年以上の時を超えて、静かに語りかける石たち、何を祈っているのでしょうか。