自生の日本アカネで染める茜染研究

まだ肌寒い早春に採集した、自生の日本アカネで染める茜染研究。
もちろん、伝統の古代技法で染める鹿角のあかね染めです。
アカネの根を搗いては染め、搗いては染めを繰り返し、汗だくになって頑張ったまーくーさん。
同じ染液で染めたシルクストールと綾シルクハンカチの染め上がりの色の違いに驚き、にこにこ笑顔❤
鹿角の夕茜~鮮やかで優美でいいですね。
疲れも吹き飛んだようです。
ウールストールを丁寧に丁寧に染め上げたゆたかさんの顔もほころんで、充実した染色研究になったようです。
細やかな神経を使いながら取り組む染め師です。
私は、群馬の糸染めにチャレンジ!
糸の扱い方に慣れることからスタートです。
昨年夏に下染めをした生糸を茜の液にくぐらせると、色がすう~っと入って、やはり十分寝かせた糸は染まりが違います。
想像していた以上に鮮やかな茜色に出会えました❤
今のこの時季、自生の日本アカネはぐんぐん丈を伸ばし、根を太らせ色を蓄えています。
種をつける秋頃に掘り上げ、豊かな自然の恵みに感謝しながら夕茜色をいただきます。
秋深く、豊かな鹿角の自然に育まれた日本アカネを使って染めるまでに、もう少し技術を高めたいな。
素晴らしい仲間と時にはお茶会を楽しみ、思いっきり笑って頑張ることにしましょう♬