十和田高校茜染伝承隊のみなさんの研究と同時開催

2月の染色研究は、鹿角産の日本茜を使っての染色実験(☆。☆)
十和田高校茜染伝承隊のみなさんの研究と同時開催です。
高校生は、インド茜を使っての染色。本染回数によってどんな違いが出るのかを確める!
私たち研究会は、鹿角に自生する日本茜の色出し実験!
日本の国旗の日の丸は、日本茜を使って染められ、その赤い色を出すのは大変難しかったと言われています。
鹿角に古くから伝わる古代技法では、120回以上の下染を施し、その染めに花輪酢を使って本染10回以上も行っていました。
今回の実験では、鹿角茜がもつ色素を確認しながら作業を進め、温度のこだわりや花輪酢を使う意味、そして下染の回数による違いを実感せずにはおれませんでした。
十和田高校生は、同じインド茜の染料を使って染めても本染の回数の違いによって、染め上がりの色が違うことを体感できたようです。
7月に開催される全国高等学校家庭クラブ研究発表大会出場に向け、ますます研究が深まりそうです。
染色実験の結果については高校生の発表を楽しみにしてください。
会員一同熱いエールを♥♥