「和布と手作り」第21号 巻頭特集7ページにわたって掲載して頂きました

「和布と手作り」第21号
巻頭特集7ページにわたって掲載して頂きました♬
「ふる里の和布を訪ねて」
辛抱重ねて正統に継ぐ
古代鹿角紫 秋田県鹿角市
鹿角紫根染の魅力をあますところなく伝えてくださり
取材にあった記者さんの熱い思いに感謝いっぱいです。
夏、汗だくで作業しながらの取材でした。
時の経つのが余りに早すぎるのを感じます。
一番にこの記事を読んで頂きたかった
古代鹿角紫根染最後の継承者であった
栗山文一郎さんの奥様ケフさんが、11月17日お亡くなりになってしまいました。
いつも温かい応援を頂いて、一昨年の復活展示会にも一番にお越しくださり
とても喜んでくださいました。
連綿と続く鹿角の古代染を守り伝えてくださった
栗山家の方々の偉業を途絶えさせることなく
私たちは、これからも未来へと繋げるために
淡々と、こつこつと、
手間暇を惜しみなく
栗山家の色あざやかで優美な古代鹿角紫根染の魅力を
伝えていきたいと願っています。
栗山ケフさんの在りし日のお姿を偲びながら
心よりご冥福をお祈りいたします。
鹿角が誇る古代染を未来へと繋げるために
絞りに協力くださる作山忍さん、高橋千賀子さん、泉厚子さん
本染を手伝ってくださる米田久美子さん
会員の皆さまの心強い協力あっての古代鹿角紫根染の技です(☆。☆)