「東北電力 東北・新潟の活性化応援プログラムの特別助成団体の声」

鹿角紫根染・茜染研究会が東北6県と新潟の7県の新聞に掲載されました!次のような内容です。

~その情熱に、エールを込めて~
「東北電力 東北・新潟の活性化応援プログラムの特別助成団体の声」

一歩一歩地道に活動を進めてきた私たち研究会の活動を大きく紹介してくださいました。

猛暑の中で、来る日も来る日も繰り返す120回の下染め作業日本ムラサキの根を臼で搗いては染め、搗いては染めを一日中行う本染め作業奈良時代から伝承されてきた鹿角の古代技法の習得は、とてつもなく難儀な作業です。

「伝統の鹿角の古典芸術を守り伝えることが私の責務。」と語ってくれた栗山文一郎さんの言葉の重みをかみしめながら、復活と伝承を目指しての三十年の歩みでした。

仕事を終えてから夜学で仲間と交流できる染色研究は、楽しいひとときです

「ムラサキの里作り」は、栽培プロジェクトの頑張りで、鹿角ムラサキを使って古代染ができるところまであと一歩。子どもたちの期待に応えられるのももうすぐです。

来春3月27日~30日、秋田市アトリオンにて開催予定の復活個展の準備も順調に進んでいます。
たくさんの皆さんに鹿角の万葉の彩りを楽しんで頂けたら嬉しく思います。