その情熱に、エールを込めて。

~❤❤「その情熱に、エールを込めて。」❤❤~
「東北電力 東北・新潟の活性化応援プログラムの特別助成団体の声」
鹿角紫根染・茜染研究会の活動が11月15日(日)に7県の主要新聞に掲載されます!秋田県の方は秋田魁新報をご覧頂けると嬉しいです。
古代鹿角紫根染・茜染は、奈良時代から伝承され江戸時代には朝廷や将軍家へ献上品として送られた格調高い染め物です。先人たちの思いを受け継いで、後世へと伝え続けていくことを願い、染めとじっくり向き合う時間は、何にもかえがたい貴重な時間です。
サワフタギや椿の灰汁汁で下染めを施し、長い時間寝かせた布は、日本ムラサキや日本茜の根を使って本染めをし、鮮やかな紫や茜色に染め上がります。
工房で染めに使う井戸水は、江戸時代の紀行家菅江真澄が福士川の水がことのほか綺麗と褒め称えた福士川の伏流水。ひんやり冷気が漂う中ではこの井戸水が作業に最適です。
美しい色を生み出す鹿角茜の根を掘り上げるのも、紫根を栽培するのも容易なことではありませんが、自然の奥深さを感じる万葉の彩りに染め上がった時の喜びはひとしおです。