「東北旅するインク」

東北6県の文具店10社が、各県の自然をイメージした万年筆用インクの6色セットを販売しました。
「東北旅するインク」秋田県のイメージカラーは、「紫」でした。
田沢湖の朝焼けと水の色のイメージに合わせて、昨年の甲子園で準優勝した金足農業高校野球部の『金農パープル』も意識したのだそうです。

「鹿角にぴったり!」なんて、ひとり嬉しくなっています。
「朝は紫、夕べは茜」と言われた鹿角紫は、明け近いあい色の空を一瞬染め上げる光明の色で、紫の中にも赤みを帯び、薫り立つ高貴さを秘めた色合いと言われています。
たくさんの人を魅了し、多くの羨望を集めてきた鹿角の伝統の色です。

かつて盛岡から鹿角に通ずる鹿角街道は「紫街道」と呼ばれ、鹿角の紫根染は朝廷や将軍家に献上されています。
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