ふるさとキャリア教育
紫の式幕が張られた体育館で、入学式や卒業式に「茜のみやびか におえる紫~」と校歌を歌うのは鹿角市立花輪小学校の子どもたちです♬♬
ふるさとキャリア教育に伝統の鹿角茜染を取り入れてくださって、今年で8年目。
4年生の子どもたちが、朝早く8時半から3時半まで一日いっぱいかけて伝統の紫根染・茜染に触れる体験を楽しんでくださいました。
今回も学校支援ボランティアの7名の保護者のご協力を頂いて、きらっきらっ笑顔(☆。☆)の子どもたちとの出会いを楽しみました♬♬
研究会員5人の絞りから本染めまでの指導は、とても心強いものです。
「子どもたちの笑顔がやりがいにつながります。地域の大切なもの、誇りを伝える機会を頂けて学校に感謝しています。」
「子どもたちの元気をもらい若返った気持ちで、笑顔に毎回癒やされています。この中から一人でも、染色に興味をもってくれればこれほど嬉しいことはありません。」
と、話してくれたのは会員の作山忍さんと米田久美子さんです。
会の方々は仕事をかかえての活動ですから大変な苦労だと思いますが、みなさんの明るく前向きな頑張りに助けられ通しです。
72人の子どもたちの体験ともなると、前日から準備は大忙し。
体験当日も朝3時半に起きて仕事を済ませ、8時過ぎにはもう学校にかけつけてくださった会員もおります。
鹿角の染めの素晴らしさに共感し、地域貢献ができることに大きな喜びを感じている素敵な仲間たちの力で、子どもたちに鹿角の良さを伝えていくことができるんだな~と、いつも感謝いっぱいになります。
子どもたちが大人になって染めた茜染のハンカチを見た時に、自然豊かな鹿角の伝統文化の素晴らしさに心を寄せてくれたら嬉しいな~と思っています。