秋田魁新聞の県立博物館「美を知る」に掲載されました

「復活を目指す色と技術」という見出しで、鹿角紫根染・茜染の記事が22日付秋田魁新聞の県立博物館「美を知る」に掲載されました。
なんとも嬉しいことです。

奈良時代から伝わる伝統の紫根染・茜染が平成3年に途絶えて30年近くなろうとしています。記事にはその復活を目指している私たち鹿角紫根染・茜染研究会の活動にも触れてくれています。
自生で見かけることのなくなったムラサキの栽培・研究に取り組んでいることや最後には「古来より伝わる色とその色を生み出す技が、鹿角の誇りとして守り継がれていくことを願っている。」と文章が締めくくられています。

秋田県立博物館から学術的にも文化的価値を認められている鹿角の紫根染・茜染の格調の高さにあらためて感激いたしました。
染色研究を進め、小中学校での伝承活動に努めながら復活を目指している私たちにとって、県立博物館の力強い励ましの文章が大きな自信になります。
学芸主事の藤原先生本当にありがとうございました。
復活個展の開催に向け精一杯頑張ります。