待ちに待っていた「即位礼正殿の儀」

待ちに待っていた「即位礼正殿の儀」が終わってしまいました。
降り続いていた雨が直前には止んで青空が見え、高御座が開かれる瞬間には虹がかかっていたそうです。なんとも神秘的で、まさに希望の虹です。
高御座の濃紫の帷が開かれ、幸せと平和を願う天皇陛下の凜とした佇まいには、深く心を打たれました。
大正天皇の即位礼の時には、鹿角の紫根も使われたという新聞記事が残っていますから、なおのこと感慨深いものがありました。
今回、令和の厳かな伝統的儀式の中で、高御座や装束、三種の神器などに見事な紫根染を見ることができ、濃き紫の崇高優美な深い色には感激するばかりでした。

鹿角古代染の濃き紫~いつ染められるようになるでしょう。
あせらずに頑張っていきたいです。
コモッセでは、明後日から3日間、花輪市民センターまつりが開催されます。
鹿角紫根染・茜染研究会も「令和の幕開け~希望の輝き~」と題して、作品展示をいたします。“紫根染・茜染彩る万葉の香気“を楽しんで頂ければ嬉しいです。