花輪小学校3年生の茜染学習がスタートしました

花輪小学校3年生の茜染学習がスタートしました。
校歌に鹿角紫根染と茜染が格調高く歌われている学校です。

「あかねの雅か におえる紫~」
心を込めて歌う子どもたちの歌声に、いつもながら聞き入ってしまいます。

ふるさと学習の一環として平成26年から始まった3年生の鹿角紫根染・茜染学習は、今年で7年目になりました。

学習の始まりは3種類の紫根染との出会いから。
「花と輪がついている模様の染め物が花輪らしい」
「安い値段の紫根染が運賃がかからないから地元で染めたものかな?」
鹿角紫根染・茜染の秘密を紐解く学習に、子どもたちは興味津々、真剣なまなざしです。

サワフタギの写真を見ては
「あっ!ブルーベリーだ!」
と、元気いっぱい♬
生き生きと学ぶ子どもたちの姿っていいですね。

自然豊かな山々やきれいな水が、鹿角の染めを育んできたことを知り、30分の下染めも飽きることなく繰り続けました。
「120回も下染めをするとは!・・・」
栗山家の染めにびっくりの子どもたち。
作業を終えると「楽しい~」の声、声、声・・・
10月の本染めが今から待ち遠しそうです。

この下染め体験後に、会員がまた下染めを繰り返し本染めを待ちます。