八戸市博物館の染色講座

庭のサワフタギの実が少しずつ色づいてきました。
秋が深まるにつれ、サワフタギの木はブルーの実でいっぱいになりそう。
紫根染や茜染の下染めに使う自然からの贈り物 サワフタギは
かつて鹿角の野山にたくさん見られ、古代鹿角紫根染・茜染を生み出してきました。
今ではこのサワフタギの木がほとんど見られなくなって
媒染剤には椿灰を使うことが多いのですが、
先日、八戸市博物館の染色講座でサワフタギで媒染した紫根染を目にすることができました♬
天内みどり先生による「紅花」と「紫根」の染色講座(☆。☆)
2時間で2つの草木染めができるとあって、なんとも贅沢な染色体験を楽しんできました。
何よりも感動的だったのは
講師の天内先生、92才とのこと( ・_・;)
高校の化学の先生をされ、草木染めに取り組んでいるうちに40年が過ぎたそうです。
「生きがいをもって楽しく頑張っていると長生きできるんですよね。」
と、笑顔で話す先生の顔がキラキラ輝いて見えました。
若い時に鹿角の栗山家を訪れ、染めの勉強もされたことがあったとのことでした( ・_・;)
「草木染めは、どんなものでも染められるのよね。」
「媒染剤の違いでいろんな色に出会えるの。」
「染めは、化学なんです。」
と、話しながらたくさんの作品を広げて見せてくださると
ありました。ありました( ・_・;)
サワフタギの媒染で染めた紫根染が!
サワフタギ・椿混合というのもあって、媒染によって染まり方が違うということがよくわかりました♬♬
サワフタギで媒染した紫根染の方がやはりきれいに染まっているのを見て
嬉しくなってしまいました❣
天内先生の紫根染はアルコール抽出による染色です。
古代染とはまた違う色合いですが、
長い間使ってこられたステンレスのお道具が紫根色に染まっていて、長い歴史を感じました。
以前紅花染の体験をしたことがあるので、今回は染め色の違いを生かした紅花染にチャレンジ。
紫根染も古代染と違ってあっという間に染まるので、絞りで遊んでみました♬
ふんわりと優しい色に染め上がった作品を手にしながら
来年も素敵な天内先生にお目にかかりたいな~という思いがこみあげてきました。
ますます健康でご活躍なさいますようにと願っています。