若い人たちの本格的な古代技法による「かづの紫学習会」
令和4年のカレンダーも残り少なくなりました。
工房は早くも今から深い雪の中。
そんな師走の今年最後の古代染は、日本ムラサキによる古代鹿角紫根染。
若い人たちの本格的な古代技法による「かづの紫学習会」です。
絞りは、伝統の小桝絞り。
布は、令和2年夏に下染120回施し、2年間寝かせた羽二重です。
早朝から夕方遅くまでかかって、臼で搗いては染め、風を入れては搗いては染めを繰り返し、勘を研ぎ澄ましながらの本染工程12回の作業が続きました。
やはり渾身の下染布は、染まり具合が違います♬
染め上がった羽二重は、真っ白い雪に映えて深い色合い(☆。☆)
若い人たちの顔は、達成感にあふれ、寒さを忘れる素敵な笑顔でした♥♥♥