今年の下染めは、丁寧に湯通しをした塩瀬の帯とちりめんの反物

昨年よりちょっと早い梅雨入りです。
夕方にはバケツをひっくり返したような雨にびっくり\(◎o◎)/!
鹿角紫根染・茜染に欠かせない作業の下染めは、しばらくお休みになりそうです。
炎天下の中、汗だくになりながらの灰汁汁に浸しては干し、浸しては干しを120回。
梅雨明けを待って難儀な作業が待っています。
栗山文一郎さんは、かつて、お父さんの文次郎さんに灰焼きを褒められたことをにこにこしながら教えてくださいました。
見えないところの作業こそ手抜きが出来ないのだという。
今年の下染めは、丁寧に湯通しをした塩瀬の帯とちりめんの反物。
16メートルの布の川が庭いっぱいに広がります。