鹿角紫根染・茜染研究会復活個展開催のご案内です

10年の歳月をかけて、日本ムラサキと日本アカネを染料にし、
人間国宝を生んだ栗山家の古代技法を忠実に再現することができました。
秋田市での展示に先がけ、栗山文一郎さんの奥様ケフさんに染めた反物を見て頂きました。
小枡の茜染をじっと見ながら
「素晴らしいですね。」「びっくりしました。」
と、何度も何度も褒めてくださいました。
「文一郎さんを超えましたね~。」とおっしゃって
「150点の出来映えですよ。」
「絞りも角がきちんと絞られて上手ですね。」とかづの茜を感慨深げに見てくださいました。
とんでもない。恐れ多いことです。
まだまだ、栗山家の足下にも及びません。
紫根染の奥深い、鮮やかな色合いの反物に見入りながら
「素晴らしい染め上がりですね。素敵です。」
「これこそ、古代染ですね。」
と、太鼓判を押して頂きました。
「10年もかけてよくここまでがんばってくださいましたね。」
と、心から喜んで
「染めてみてくださいね。」
と、栗山家で120回の下染めをして小枡の絞りを施した布と絞り糸が、30年の時を経て、今、私の手に渡されました。
展示会で見て頂きたいと思っています。
感無量の記念すべき一日になりました❤❤
鹿角紫根染・茜染研究会復活個展開催のご案内です。
 今、よみがえる~古代鹿角紫根染・茜染
 鹿角に古より伝わる伝統の雅な染め物
 かづの紫・かづの茜展示会
令和3年3月27日(土)~29日(月)
秋田アトリオン3階展示室にて開催いたします。
たくさんの方々の応援とご協力に感謝しながら
アトリオンでの展示会を楽しんで頂けたらと願っています。