ふるさと秋田応援事業 平元小学校の古代染体験

ふるさと秋田応援事業のムラサキの里づくりをめざした活動の最終日
平元小学校の古代染体験。
朝早く、7時過ぎに学校に着くや
「ワクワクしてますo(^-^)o」
と、玄関で待っててくれた男の子に感激ウルウルの序奏❤❤
授業が始まる前に、お湯を沸かしたり道具を配ったり、根っこを搗いたり、テキパキと仕事を手伝ってくれて大活躍でした。
どんなにか今日の古代染を心待ちにしていたのでしょうね。
4時間の総合的な学習の時間、自分たちで栽培した日本ムラサキの根を搗いては染め、搗いては染めを6回繰り返し、熱い染液にも臆することなく手を入れ、思い思いのかづの紫を染め上げました♬♬
子どもたちも、教頭先生も力を踏ん張って根っこを搗いてくれ、
じわっ~と出てきた赤味を帯びたムラサキの色が、しっかりとハンカチの中に染み渡って、子どもたちが作った絞り模様を白く染め残し、味わい深い作品に染めあげてくれました。
校長先生が染めてくださった濃き紫は、もしかすると閉校となる平元小学校最後の卒業式で、胸ポケットを飾ってくださるかしら・・・。
緑豊かな鹿角の地で育まれた植物の恵みにあらためて感謝です。
子どもたちの頑張りと達成感を味わわせてくれた先生方や地域の方々、会員8人の頑張りにも感謝いっぱいです。
先人たちの努力と苦労に思いをよせながら、子どもたちは、またひとつ、郷土鹿角に誇りを感じてくれたようです。