鮮やかに染め上がった「かづの茜」を手に満面の笑顔

鮮やかに染め上がった「かづの茜」を手に満面の笑顔です。
宙さんの採集した鹿角アカネのなんともまあ見事な色。
丁寧に丁寧に古代技法による工程で染め上げました。
工房で使う水は、江戸時代の紀行家菅江真澄がことのほか綺麗と褒め称えた福士川の伏流水(井戸水)です。
暖かくなるにつれて井戸水は冷たくなりました。
朝早くから臼と杵でアカネの根を搗いては染めを繰り返す一日いっぱいの手仕事も、鮮やかな夕茜色に出会うと疲れは一気に吹っ飛んでしまいます。
鹿角の自然からの贈り物に、またまた感動と感謝の一日。