花輪小学校3年生の鹿角に伝わる伝統の茜染体験

「茜のみやびか 匂える紫」
校歌に歌われるあかねとむらさきの意味を紐解きながらの花輪小学校の3年生茜染が終わりました。
神妙な面持ちで取り組んだ下染作業から2ヶ月を経ての待ちに待っていた本染です。長時間の作業にもかかわらず子どもたちの顔はどの子も真剣そのものでした。
難儀な手仕事によって生まれる鹿角の染めに驚きながらも、身近にある道具でいろいろな絞り模様ができる楽しさを満喫してくれました。
古代鹿角紫根染と茜染は、長い歴史をもつ鹿角が誇る文化遺産です。
まもなく学校は2学期の終業式を迎えますが、きっと子どもたちは声高らかに校歌を歌ってくれることでしょう。